《終了》瀬居八幡宮の秋大祭(船渡御)

番の州工業地帯の埋め立て造成により地続きとなった瀬居島(せいじま)にある瀬居八幡宮の秋祭りでは、御神輿が漁船に乗って海を渡り、各港を鉦や太鼓を鳴り響かせて、豊漁と家内安全を願 って巡行する「船渡御(ふなとぎょ)」が行われます。

瀬居八幡宮と船渡御の由来

神功皇后は三韓を平定し帰途につく途中、小瀬居島沖合で北東の強風に遇い避難したのが瀬居島の本浦でした。瀬居島の本浦には半島があり、入海あり、風光美しい自然の良港であり、神功皇后は一両日御滞在しました。その折り、島の女性が神功皇后の皇子である応神天皇に御乳を献上したのに対し、神功皇后から船中にあった瀬掛石を賜り、喜んだ島民が船団を組 んで島巡りをしたのが始まりといわれています。この瀬掛石をご神体として建立したのが、瀬居八幡宮です。

豊漁を願う漁船団「船渡御」

瀬居八幡宮の秋大祭で行われる船渡御(ふなとぎょ)は、漁船に御輿を乗せて、海を渡りながら海上安全と豊漁を祈る神事です。2隻の漁船を横につなぎ、そこに神輿を乗せ、神輿船の前後には大漁旗で飾った漁船が船団を組んで、瀬居島を一周するように、本浦–>西浦南–>西浦 –>北浦 –> 竹浦–>本浦を順番に渡っていきます。
(埋め立てにより陸続きとなったため、本浦から北浦までは陸上をまわります。)
現在はFRP製の漁船となっていますが、昔の瀬居島の漁船はヒノキで造られたきれいな漁船ばかりであり、その年に造られた新造船が神輿船に選ばれていたそうです。現在でも、神輿船に選ばれるのは、とても名誉なこととされています。

開催日

令和元年9月29日(9月の最終日曜日)

お祭りの日程(何時から始まるの?)

お祭りなので、スケジュールはあって無いようなものです。おおまかなスケジュールは次のようなものですが、1日お祭を楽しむつもりで、余裕をもって出かけてはいかがでしょうか。

11時頃から、瀬居八幡宮で神事がはじまります。神事のあと獅子舞奉納があり、12時前には御神輿は瀬居八幡宮を出て徒歩で西浦へ向かいます。
12時30分頃から、御神輿は、西浦南、西浦、北浦の御旅所を順に周り、御旅所で獅子舞を奉納。
15時頃になるでしょうか西浦漁港から船渡御が始まります。船が見えなくなったら、北浦から竹浦へは山越えの道を歩いて移動しても、船渡御はまだ沖合を周っているので、十分間に合います。
16時30頃には御神輿は竹浦に上陸、獅子舞を奉納したあと、再び船に御神輿を乗せて本浦へ向かって出発していきます。
18時過ぎ、本浦の港に上陸し獅子舞奉納のあと、瀬居八幡宮に戻ります。
(時間は前後しますので、目安とお考え下さい。)

見逃せない「獅子舞」

各港では自治会館の前が御旅所となり、竹浦獅子組、西浦獅子組、本浦若連中の3つの獅子組による獅子舞が奉納されます。獅子舞の太鼓持ちは、地元の子どもたちがなります。海の神様は女の神様と信じられてきたことから、海の祭り船には女性は乗れませんでしたが、現在では太鼓持ちの女の子は祭り船に乗って渡ります。

見学される方へ

瀬居町(瀬居島)内には、一般の方が停められる駐車場はありません。お祭りや住民の方々の邪魔にならないように、ご注意ください。

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