西行法師のみち
保元の乱に敗れ讃岐の地(坂出)ですごした崇徳(すとく)上皇。崇徳上皇が没した3年後の1168年に,西行法師が白峯御陵を詣でたとされています。
その時に辿ったとされる青海神社から白峯御陵・白峯寺までの約1.34キロの道が「西行法師のみち」です。
道沿いには,西行法師が御陵の前で詠んだ 「よしや君 昔の玉の 床とても かからん後は 何にかはせん」 をはじめ,西行法師や崇徳上皇の歌を刻んだ88基の歌碑と石灯籠93基があります。
歌を読みながら登ると,保元の乱に敗れ讃岐の地ですごす崇徳上皇の都を思う気持ちや,西行法師の心の葛藤や迷いが伝わってくるようです。
備考
約800段の石段がある高低差約230mの登り道です。途中に自動販売機等はありませんので,夏季は水筒等をお持ちください。
途中からは,昔ながらの山道となります。雨の後などは,滑りやすいのでご注意ください。
アクセス(青海神社まで)
JR坂出駅から約9km 車で約15分
路線バス(琴参バス 王越線 青海行き)上(かみ)バス停から徒歩で約8分
所在地: 坂出市青海町759番地先(登り口)