香風園(こうふうえん)

JR坂出駅から徒歩5分,市街地の中心部にある香風園は,街中の憩いの場所です。
坂出市の旧家,実業家の鎌田勝太郎氏が1908年(明治41年)から3年間をかけて,南方に飯野山,笠山,角山等を借景に,別邸として造った家屋(翠松閣・時雨亭)と庭園です。
江戸時代に造られた各地の大名庭園と同じ様式の池泉廻遊式(ちせんかいゆうしき)蓬莱庭園であり,明治中・後期に香川県内でも各地に作庭されましたが,現在ほぼ原形を維持して今日に残っているのは,この香風園だけと言われています。
1955年に坂出市が買受け,公園として広く市民に開放されています。
2001年に中央に池を配した池泉回遊式の日本庭園と芝生広場を中心とした洋風庭園として,再整備されました。再整備にあたっては,所々に配置された雪見灯籠,手水鉢,池に浮かぶ亀石,反りをもった土橋,滝の水落ちなど,明治後期に作庭された当時の姿を限りなく復元しています。
坂出市指定文化財(名勝)に指定されています。
香川県坂出市本町1-3489-2
開園時間
7月,8月 8時30分 ~ 20時
9月~6月 8時30分 ~ 18時
入園料
無料
広さ: 0.6ha
所在地:坂出市本町一丁目3489-2
主要施設: 翠松閣、時雨亭、休憩所、池、芝生広場、東屋、トイレ、
防犯ベル
問合せ先:坂出市建設経済部都市整備課
TEL(0877)44-5017
入園料:無料
施設利用料:翠松閣、時雨亭の利用料は一日2,500円です。
入園無料