坂出の自然・風景

台形の山 と おむすび山

山頂が平らな台形の山

坂出の山の特徴は、「メサ」と「ビュート」です。

メサというのは,1400万年前,水平に流れた溶岩台地の周囲が浸食され,山頂が平らな台形状になった山地のことです。坂出市と高松市の間にあるメサの「五色台」は,瀬戸内海の景色を眺められるビュースポットでもあります。

坂出の代表的なメサである「五色台」

おむすびの様な里山

メサがさらに浸食して三角の形になったのが「ビュート」です。坂出市には,平地の中に三角の形をした里山が点在しています。30分程度で登れるのでハイキングや健康づくりで,毎日登山される方もいるほど,人々に親しまれている里山です。

「讃岐富士」

坂出市と丸亀市の間にある「飯野山」は,富士山のようなきれいな形から「讃岐富士」呼ばれ,香川県(讃岐)を代表するふるさと富士です。

讃岐富士(飯野山)とため池

ため池

大きな,雨の少ない,たびたび渇水に見舞われてきた讃岐の地,水を大切にしようとする人々の暮らしや文化が息づいています,日本一狭い県土に1万4千あまりあるといわれる“ため池です。その密度で香川県は日本一を誇っています。

坂出市内にも大小約450ものため池があり,おむすび山と鏡のようなため池との独特な風景を見られます。

鏡のように,里山を写し出すため池

地域の宝「湧水」

厳しい渇水に見舞われた時でも決して枯れなかった“わき水”を地域の宝として大切に守ってきました。貴重な水を「配り」「尊び」「使う」さまざな文化を生み、はぐくんできました。

瀬戸内海の多島美

「世界の宝石」と称される瀬戸内海,穏やかな海に点在する島々は,海岸や五色台にある展望地からの眺めなど,角度や位置の違いによって様々な多島海景観として眺望できます。また,四季や夕焼けなど時間の変化によっても様々な表情が観られます。

大崎の鼻から見られる大槌島・小槌島

地続きになった沙弥島,瀬居島,瀬戸大橋でつながった与島,岩黒島,櫃石島をはじめ無人島の小瀬居島,三つ子島、鍋島,羽佐島…それぞれ風情あふれる島々が瀬戸内の海に浮かぶ姿が楽しめます。

瀬戸大橋と塩飽諸島

塩飽諸島(しわくしょとう)

坂出の沖合は,瀬戸内海の中でも幅が狭い場所で、多くの島の間を流れる潮流が激しい場所です。潮流がつくる波が白く湧いたように見え、潮湧(しおわく)島から「塩飽諸島(しわくしょとう)」と呼べれるようになったそうです。塩飽諸島に暮らす人々は、潮流の激しい海域でも操船する高い技術を持っており、戦国時代には塩飽水軍(しわくすいぐん)として活躍し、江戸時代には、大名に代わって人名(にんみょう)による統治(自治)が行われるようになりました。