
雲井御所
綾川の右岸、新雲井橋の北東に位置。そこには1835年(天保6)高松藩主第9代の松平頼恕建立による 碑があります。頼恕は聖地の所在すらわからなくなっているのをなげき、場所を推定して、この碑を 建てる一方、綾家の子孫が香川郡内に住んでいることを知り、綾繁次郎高近に田地二町(二町歩)を 与えて当地に ...

綾織塚
むかし綾織姫が渡来したと伝えられるこの地域に、古墳後期(約1300年前)に属する横穴式石室墳が群 集点在することは、極めて意義が深い。これらの古墳群を見下し、最も優位に構築されているのがこの 古墳である。石室はこの山に産する安山岩が用いられ、西方に口を開き全長14メートル余で原型をよく とどめ ...

城山城址
城山はその八合目に全長6キロ余の石塁、土塁が二重にめぐらされ、城門・水門をはじめ、ホロソ 石・マナイタ石などと呼ばれる石造加工物も点在して、山頂平坦部全体が城域となっている7世紀 の古代山城であり「キヤマ」の名もまたこれによっています。東に突出した山頂明神原には巨石を 並立した古代祭祀場もあり ...

積石塚古墳(聖通寺山)
積石塚古墳(聖通寺山)
聖通寺山の山頂には,墳丘部に葺石のように石張りが見られ,そのうえにかなりの石を盛った特異 な形をした積石塚古墳がある。 幕末にのろし場となったり,公園整備で盛り直されて,往時の形状 は不明であるが,瀬戸内海を見下ろす山頂部に積石塚があることに意味がある。
宝塔
宝塔
市指定文化財(建造物) 加茂町の西鴨神社の東南に入江墓地又は宮武墓地と呼ばれる墓場があり、この中央北端に江戸時代の 五輪塔と並んで二基の宝塔が建っている。一基は破損が著しく、蓋部と塔身が残るのみとなってるが、 もう一基は旧状をよく止めている。総高1.82mの角礫凝灰岩製の石塔で、 ...